\はせ住のマメ知識シリーズ/タイトル建蔽率の基本と計算方法を知ろう
- info643779
- 9月19日
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建蔽率とは

建蔽率の意味と計算
建蔽率は、敷地面積に対する建築面積(建物の外壁で囲まれた部分の水平投影面積)の割合を指し、都市の建物密度を規制する重要な指標です。
例えば敷地100㎡に建築面積40㎡の家を建てた場合、建蔽率は40%になります。
この値が大きいほど建物は敷地いっぱいに建ち、小さいほど空地や庭が広くなるため、陽当たりや防災性を確保する目的で制限が設けられています。
・建蔽率の上限と道路幅の関係
建蔽率の上限は用途地域ごとに異なり、一般に30%〜80%の範囲で定められています。
例えば、第一種低層住居専用地域では建蔽率30%または40%が多く、商業地域では70%または80%になることが一般的です。
また、道路幅が狭い場合は容積率だけでなく建蔽率にも制限が加えられることがあります。これにより密集を防ぎ、街全体の通風・採光や避難経路を確保しています。
・建蔽率と容積率の違い
建蔽率は敷地に対する建物の“平面の広さ”を規制するのに対し、容積率は“延べ床面積”の割合を規制します。両方が用途地域によって定められており、これらの数値を把握することで、建物の形状や高さが決まります。
特に都心部や住宅地では、建蔽率と容積率が厳しく設定されているため、希望どおりの建物が建てられるかどうかを事前に確認することが大切です。
・まとめ
建蔽率は、住環境の質や防災性に直接影響する重要な指標です。文京区千石で土地や建物の購入・建て替えを検討する際は、必ず用途地域と建蔽率・容積率を調べ、無理のない計画を立てましょう。当社では、建蔽率や容積率を踏まえたプランニングや役所調査のサポートも行っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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