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2025年の地価上昇


2025年の地価公示が国土交通省より18日に発表されました。


全国的に見ても上昇傾向にあり、特に東京23区は下落した地点がないことが話題になりました。


弊社「有限会社はせがわ住販」があるここ、文京区千石も概ね10%前後で上昇していました。



不動産のことを調べていると、固定資産税評価額や公示価格、路線価といった”価値の単位”を見たことのある方も多いのではないでしょうか。


いずれも価格を示しているものですが、一般的には、公示価格を100とした場合、路線価は約80%、固定資産税評価額は約70%とされています。




1つずつ掘り下げてみましょう。




「公示価格とはなにか?」


端的にいうと、国土交通省が発表する土地の価格のことです。


一般の不動産取引において、1つの指標を与えたり、不動産鑑定の基準となることなどを目的として発表されます。


1969年に施行された地価公示法に「標準地を選定し、その正常な価格を公示する」と記載されています。



ここで注目したいのは、「標準地」という言葉


その名の通り、”標準的な土地”のことを指します。さらに、公示される価格は”更地”としての価格です。


現実にその土地の上に戸建てやマンションが建っていたとしても「更地だとしたら」と仮定して価格を算出します。


毎年発表があるので、地価の変動が分かりやすいメリットがあります。



しかし、実際に標準地の土地が売りに出たとしても、公示価格で売買されるわけではないことがポイントです。


あくまでも1つの指標であり、実勢価格(実際の売買金額)とは違うのです。


概ね実勢価格の方が高くなりがちです。


とてもさらっとですが以上が「公示価格」のご説明でした。



次のブログでは「路線価」について語りたいと思います。


このブログを読んでくれた皆様の中で、何か今、不動産のことでお困りの方がいたら、

賃貸・売買・管理など、不動産に関することは何でもご相談ください。





最近「相続」の勉強を始めました。


う~ん、奥が深い





【公示価格とは?まとめ】


誰が調べる:国土交通省


調べる方法:2人以上の鑑定士


発表時期:毎年1月1日時点の評価を3月下旬頃に発表


何のために:地価の変動が分かりやすい


 
 
 

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